2021年02月01日

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荀子 ➀

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公は明を生じ、
偏は闇を生ず。
心を公平に保てば、世間のあらゆるコト(モノ)が自ずと明らかなり、
理解が容易となり深まってくる。
若し,愛憎や利害のために心が不公平になると、心の中が五里霧中の状況となり、
世の中の姿が正しく映らないから闇となる。

建築用語に「陸(ろく)」という言葉がある。
意は、水平・平坦である。
物質的には、床が微小に傾いただけで建具などに限らず他の部分に不具合が生じさせるが、
一方、精神的についても吐き気や眩暈などの健康障害の発症、即ち心の闇を生じさせるのだ。
これはまた、人間の微妙な感覚への影響による心身に素早く障害を及ぼすという反面、
機器と異なる人の心はその原因の判明に至るまでかなりの時間(期間)を要するという、
二律背反を物語ることなのだ。

建築界に止まらず、他のあらゆる分野でも然りである。
つまり、「陸」は正常・歪みのない姿やさまである。

人は五感を通して対象物を捉えて、意(心)に至り、脳で判断する。
その際、五感が傾いたり歪んだりしていたら、どうであろうか。
まともな社会では、到底通用しない言動をしてしまうことになる。

蛇足というか、下手の長談義になってしまうけど、
巷間、「ろくでなし」とか「ろくでない奴」などと言う。
この「ろく」に上記の「陸」を当て嵌め、打ち消しの「無し・無い」を付ければ、首肯できよう。
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