2021年02月15日

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淮南子 ➀

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      馬   舟
    見 奔 見 覆
    良 乃 善 乃
    御   游
舟覆(くつがえ)りて乃(すなわ)ち善()く游(およ)ぐを見、
馬奔(はし)りて乃ち良く御(ぎょ)するを見る。

舟が顚(転)覆した時に、
     そこではじめて泳ぎの優れた人間であるかどうかを知ることが出来る。
馬が突然走り出した(暴走)時に、
     そこではじめて馬術に優れた人間であるかどうかを知ることが出来る。

普段、人は皆ほぼ一様に見えたり、思えたりする。
だが事態が一変し、危機に陥った際には人によって、その差は大きく異なってくる。
それは、時間的余裕があれば、自力で思案できようし、仮に能力不足でも他に頼る方法もあろう。
然し、咄嗟の場合には地力で勝負するしかないからだ。

その時の人たちを愚生の独断以て大雑把に分類するならば、
次の三つのタイプになるのではないだろうか。
@普段と変わらず沈着冷静に思考し、大局的見地から他の人たちに対応を提案、指導する人。
A一時は狼狽えるけれど、上記@の人に従い他の人たちとも話し合い協力し合う人。
⑶パニック状態に終始し、上記@・Aの人たちの説得にも応じず離れて行く人。

また、上記@・A・Bにあって、自己の損得で行動パターンを変えたり、決めたりする人。

彼方此方と放浪人生を歩んできた愚生は、
組織のトップや幹部、また一般の人々の「真の姿が明らか」になるのを何度も味わってきた。

歴史は語る。
かの浅野内匠頭切腹時の赤穂藩の家臣の数は不明だが、仮に士分だけで400人とすると、
討ち入り人数は、大石内蔵助以下47人だから、約12%となる。

これを前記の三タイプに当て嵌めれば、
@・➁は、大石以下47人。大石の1,500石は別格として、大概の者は200石以下の下級武士で、
 中には部屋住み身分・浪人中の者・足軽など主に下級武士たちだった。
一方、
Bは、大野黒部衛など1,000石クラスの重臣や比較的高禄の者が離脱した。
歴史は繰り返す、である。


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