2021年03月08日

荘子 A

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                 拙
            用
         大     於

         矣
大を用うるに拙(せつ)なり
大きなものを用いるには、それ相当の用い方がある、という。
さらに、それを知らないとは愚かなことだ、と言い切る。

これには、梁の宰相恵子(けいし)が荘子に話したという、こんな余話がある。
「かつて魏の王が私に大きな瓢箪のタネをくれたが、実ったものがあまりにも大きすぎて瓢箪の用をなさないので、
 打ち割ってしまった」というのである。
それを聞いた荘子は、
「あなたは、大きいものを用いることを知らない。その瓢箪が水や酒を入れるのに大きい過ぎるなら、
 それを舟の代わりにして湖で遊ぶこともできように・・・」と言った。

つまり恵子(けいし)は、瓢箪は水か酒などの飲み物を入れるものだ、という固定観念に捉われているのだ。

恵子の人柄については、然もありなん=Aという次のようなエピソードがあるのだ。

恵子と荘子は、友人であり論敵だったらしい。
荘子は、恵子が梁の宰相になったというので、なんの邪念もなく会いに来た。
だが、ある人が、
「荘子は、あなたが宰相になったと聞いて、あなたになり代わって宰相になろうとしているみたいだよ」
と告げた。
それを聞いた恵子は、部下に命じて三日三晩国中を封鎖させた、という。
それからの話しには続きあるのだけれど・・・、それは述べるまでもあるまい。

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