2021年10月13日

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2021年10月12日

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2021年10月11日

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陸游 @

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(至論本求編簡上)、
       里     忠
       閭  在  言
       間     乃

 至論 本 求む 編簡の上、

(至論:至極もっともな、道理にかなった論・素晴らしい論。

編簡:竹簡・木簡を綴ったものを策・冊と言い、これが書籍の起源。即ち、知識人.


 忠言 乃ち在り 里閭の間。

(忠言:忠告・真心から諫める言葉。

里閭:村里のこと。即ち、庶民。


<管 見>

理に適った理論やそれに基づく判断、そして実行は、インテリぶった知識人よりも、むしろ日々一般の生活をしている民衆の中に求められるものだ、ということ。

何故なら、例えば、政治は上流の一部の特権階級のものではなく、国全体の大半を占める、ピラミッドの底辺に位置し最も低い生活を強いられている大衆のためにされなければ、本来の意を為さないからだ。


八十四歳の時に故郷に引退していた陸游(りくゆう)は、農家のお爺さんと語り合う内に自らを反省させられ、「愧()じを識()るし」た、という律詩(漢詩形の一つで、八句から成る)を作った。

その第二連にあたる部分である。注:八句から連なる律詩の中の、第二句目。


陸游は、病の身を故郷で養生していた時に、日々農民や樵たちと交わって暮らしていた。

そのような生活の中で、つくづく感じたり反省の気持ちが湧いてきた、という。

それは、これまで国政に関して優れた考えや意見というものを、書物の中ばかりに求めていた。

だが、何気ない村人との飾らぬ素朴な会話に、その誠実な意見を聞いてその中にこそ政治の心髄があることを気付かされたのだろう。


「あの傲慢な夷狄(野蛮人の意。この場合、金(女真族1,115年に建てた王朝)のことが心配で、なんとかこのお国の為に尽くしたいと思う度に、泣けて仕方がありません」と、彼らは言う。

政府から何ら施しを貰ってもいないのに、国を思っての心情を吐露するのだ。

日頃上流階級からは、何かというと無知無能と蔑まれている農民たちだが、このように人としての高潔な見解・意中を懐いて暮らしていることを、中央にいたら知ることはなかったであろう。


「それに比べて、何もせずに年金を頂戴している今の自分が恥ずかしい」と、陸游は省慮するのである。

それは、村里での村人たちが鏡となり、鑑となって大いに学んだ、という気持ちからであろう。

政治家として、中央にいただけでは目覚めることはなかったろう、の思いが禁じ得なかった。


これを各界を操る人たちに照らして批判するのは容易なことだが、それをする気にはなれない。

何故なら、自省しない心に妙薬を投与しても、拒絶反応を示すことが明白だからだ。




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2021年10月10日

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2021年10月09日

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2021年10月08日

0063 寒露

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2021年10月07日

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2021年10月06日

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2021年10月05日

赤城町_石仏F

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2021年10月04日

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曹松 @

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            一
      萬     將    
      骨     功
      枯     成

一将成りて万骨枯る。

露頭岩や氷山の頂点を支えているのは、見えない・隠れた大部分であることは自明の理である。



それと同様に、顕在する一人の成功者の陰には、多くの犠牲者や身を捨てて献身する者の存在が、潜在している事を表現している句なのである。


<管 見>

618年、李淵が隋を滅ぼして建国した唐王朝も、857年から始まった黄巣の軍による10年にわたる反乱だったが、879年に将軍高駢(こうべん)は淮南でこれを討ち破った。

この功績によって、高駢は封賞を受けた。

曹松は、このことを踏まえてこの詩にしたのだ、といわれる。


さらに、冒頭の句の他の部分を記せば、

沢國江山入戦図、生民何計楽樵蘇。

慿君莫話封侯事、<一将功成万骨枯>

沢国の江山戦図に入る、生民何の計あってか樵蘇を楽しまん。

(水郷である淮南地方の山川はすべて戦場と化し、人民は最早日常の生活を楽しむ術を失ってしまった、つまり、戦いとは、多くの民の犠牲が伴うのだ)

君に願う 語る莫れ封侯のことを、・・・。

(お願いだから、誰それが王侯に封ぜられたなどという話はしないで貰いたい。ひとりの将軍の戦功は、無数の兵卒の死の上に成り立っているのだから)


だからせめて代表者に望むことは、あなたの名利の陰には無位・無冠・無名の身でありながら、それでも為すことを使命として努めている多くの人々を踏み台として成り立っているのだ≠ニいうことを決して忘れてはならない、いうことだ。


尤も、このようなことを願っても、上からしか物事を眺めてこなかった彼らの心には、遥かな彼方から聞こえる遠吠えの効果さえないことだろう。


そう思うと、これ以上記す気が失せてしまった。




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2021年10月03日

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2021年10月02日

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2021年10月01日

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