2021年11月08日

0002

0002.jpg



posted by 頑輝 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句

孔子(論語・八佾) B

46孔子 B_20210710 (8).jpg

           繪

       素    事


絵の事は素より後にす。


絵を画くには、先ず下地を確りとしていることが大事なのだ。

色をつけるのはその後のことだ、というのだ。


<管 見>

”素”とは、

この言葉の解釈には二通りある、と言われる。

➀ 描く前の生地づくり 

絵を画くときの白絹(日本画の場合の絵絹〜画布の意?)

下手の横好きの愚生でさえ、体験⇒経験として痛感することがある。

その一つは、油絵などでのキャンバスづくりである。

砂や水或いは葉っぱとか手間のかからぬものは勿論、手近な新聞やチラシの裏などでは満足な画()を思うようには描くことは出来ない。

画布づくりは大切な工程である。

朱子が言う「絵の事は素より後にす」は、絵筆を持つより前に確りした素地(画布の意?)づくりの大切さを述べたのだろう、という意。(短見)

転じて、すぐれた人格というものは、資質(素〜先天)と幼児期に周囲に感化された基本的な人間性(素直さ)の上に礼(絵〜後天)を加えて完成するという意であろう。


また、

➁ 描くための初期工程

絵の下地として胡粉(ごふん)を塗ったもの(下地づくり)

または、色をつける前のもと(素描・下書き)

確りとした下地(素描)がなければ、いい絵はできない。

孔子が、ここで絵を画くには下地が大事だと強調したのは、身を飾るよりも心が大事だ、という戒めのためなのであろう。


孔子の教えの核とするのは「仁」と「礼」に尽きる。

「仁」は、自己抑制と思いやり・人間愛。

「礼」は、その「仁」を具体的に示すもの。


何れにしても、見えない・聞こえないところにこそ気配りが肝要だ、というのが「礼」(人道の最重要な規範・手本)の基本である、



posted by 頑輝 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記