2022年11月14日

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春秋左氏伝 6

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象有齒以焚其身

象は歯有りて其の身を焚く。


<管 見>

象は牙という宝を持っているために、其の身を()き殺される。

人も財貨を多く持つと、そのために禍いを招くことが多い。(子産の言葉)

例えば、荘子の

「山木は自ら(あだ)す」:山の木々は自分自ら禍いを招いている。

有用だから伐られて、その生を失うのだ。

人もまた、才能を誇示しないことによって、命を全うできる。

即ち、不用の大用である。 


生きる智恵としては、仮に才能に恵まれていたとしても名利を目指すのではなく、出来る限り己の存在を消すことに努めることに努めるべきだろう。

それが、人生の奥義というものだ。


方丈記のゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…の如くであり、この世のあらゆるモノ・コトには限りがある。

人性を旅にたとえての自然体での生き方に「行雲流水」という四字熟語がある。

つまり、真の人生を謳歌するならば、ナニモノ・ナニゴトにも束縛されずに自由に生き、味わい深い人の道を楽しむことに専念すべきだろう。

             

〈用語注〉:

大用:大きな作用。大事な働き。大きな効用・効果。

行雲流水:雲や水が自然に身を任せ移り行く様に、自然の成り行きに任せて行動すること。




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