2021年08月16日

范鎮(宋名臣言行録) @

范鎮 @_20210417 (2).jpg
                   
                   子
            無   
        勇     智  
        功   名

君子は、智名無く勇功無し。

北宋の時代に、王安石・歐陽脩らと共に、唐宋八大家として知られる蘇軾に対して、

真の君子というのは、智者だという名誉もなく、勇者だという手柄も立てていない。

世の人々から、あの人は智者と言われ、勇者だと称えられる者は、まだ本当の君子ではない。

人々に知られざるところに、勇気を働かせるのが真の君子である

と、范鎮が言ったという。


<管 見>

今風に表現すれば、

人格・学識共に優れた立派な人というのは、有識者・政財界の成功者・武道やスポーツ界のヒーローなどとマスコミや巷間の流言で称賛される者は、まだ名実相伴う優れた人物ではないのだ

とし、

世間に知れないところでの善行・秘かな恩愛・隠れた功績を積極的に施す(陰徳)のが真の立派なことであり、そのようなことをする人こそ尊敬に値するのだ

と、いうことであろう。


多分ということでの愚生の短見であるが、政治家であり、書や詩文に抜群の才能を示し、画・音でも抜きんでていた蘇軾だからこそ、范鎮が言った(忠告)ことの深い意があるように思えるのだ。

                       
                 


         



posted by 頑輝 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句
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