2022年11月28日

春秋左氏伝 8

101春秋左氏伝G.jpg

敬無災

敬すれば災いなし。

敬いの心を持つことが、あらゆる災害から免れる方法

である、と説く。


<管 見>

敬いの心とは、日頃から学に努めて謙譲の精神を養い、

いざという時にはその心を行動にて示す、

ということなのだ。

この場合の学びの師となるのは、

*古典などの書(尚友)

*各種学校での、人間性豊かな真の師からの単なる

言葉だけではでない(知情意)教え。

*身近な人たちとの雑談。

常に学ぶ姿勢を忘れなければ、相手の何気ない言葉

の端々にも、忠言・薬石の言…がある。

それには、オノレを低い位置に保つことが不可欠であろう。


争わず、体をかわして相手に譲るのも、最小限の災厄で

済ませる方法ではなかろうか。

人生の味わいを楽しむには、精神のあり方⇒手段⇒実行

の次第であるのかもしれない。


そして、オノレの人生が充実したものに一歩でも近づけ

れば、それだけで幸せというものだろう。



〈用語注〉:



posted by 頑輝 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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